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混雑統計データ(R)による東日本大震災当日の人々の流動状況

2013 - 01/14 [Mon] - 19:19



「人の流れプロジェクト」において、「東京大学空間情報科学研究センターと共同研究を行っている(株)ゼンリンデータコムの「混雑統計(R)」データを用いて」、「携帯電話のGPSデータをもとに、2011年3月11日の東日本大震災時の人の流動を再現した」というこの動画は必見です。

yahooニュースでも取り上げられています。

携帯のGPSデータをもとに地震前・後の人の動きを可視化しています。その人の流れが、交通機関が止まったため、地震発生時点でピタっと止まります。その後、再び動き始めるのですが交通機関が止まっているため、人の動きはスローです。

23時を超えたあたりになって交通機関の復旧と共に、人の流れが徐々に地震前に戻っていきます。

 ●

実は、この研究をしているのは、私が前にいた研究室です。
この動画はマクロな絵で、ミクロなものでは、例えば駅のホームの人の流れや、
ショッピングセンターの人の流れを可視化し、広告の配置位置や、お店のレイ
アウトを検討することに役立てることができます。

こういった人や自動車などの動きをgoogle mapでリアルタイムで見れたら面白
いだろうなあ。最近のgoogle mapは、渋滞状況もリアルタイムで見れるので、
すでに研究しているのでしょう。

今後、この手の研究はスマホとも親和性が高いので、ますますニーズが高まって
いくと思います。こういった研究に研究者として携わり、社会のニーズとマッチ
ングさせていくのは楽しいだろうなあ。

 ●

土木工学は、橋や道路など巨大構造物を造る学問だと思われていますが、
このような人の動き(パーソントリップといいます)や、交通渋滞を研究する
こともあります。非常に分野が広く、人の生活に密着している学問です。

英語だと Civil engineeringといって、直訳すると市民工学。最近は名前を
変える大学も多く、東大は社会基盤工学科に名称を変更しています。
名前を変更後、一番人気の学科になったのだとか。
対義語は軍事工学(Military engineering)です。

最近の若者の土木工学離れが嘆かわしい。ってオジサンのセリフですね。


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TED; 位置情報・都市のモデリング

2012 - 03/31 [Sat] - 15:42

TEDを観ていたら偶然にも前にいた東大の研究室の研究が紹介されていた。以下の動画の4:30秒あたり。



本研究は、スマートフォンの位置情報で都市の人口の移動を可視化するもの。以前の記事に書いたスマートシティの構想を実現化させるのに必要不可欠な技術です。本研究は、私が学生のときからすごく面白いと思っていて、今後の実用化が非常に楽しみ。

本研究をしていたタイの留学生Yさんに聞いてみたら、TEDの発表者は、MITに留学しているときの指導教官らしい。ちなみに、Yさんは、タイのAIT(アジア工科大学)を卒業し、日本の通信会社で働き、東大の研究室からMITに留学とまさにグローバルに活躍している方。音楽に国境はないように、研究にも国境はないのかな。人懐っこい笑顔が印象的で、学会で海外に行ったときは一緒に夜の街に出かけたものだ。懐かしい。って聞いてないか。

。。。。。。




これも素晴らしい研究だ。なぜなら、この技術があれば例えば日本の震災地のように人が行けないところでも、建物の復旧や崩壊した原発の復旧をすることができるからだ。特に技術的に素晴らしいと思うのは、この精密な飛行技術(メカニカル)も勿論だが、個々の飛行機が自分の位置情報を誤差なく把握していることだと思う。

この位置情報を把握する技術は他の分野にも反映することができる。例えばスマートフォンをもった人の位置情報をgoogle mapにリアルタイムに表示させ、カーナビなどでも表示できるようにする。そうすれば、例えば信号がなく事故が多発している交差点でも、ドライバーからは死角から人がきているかどうかを知ることができるため、事故をなくすことができる。

もしかしたら、この技術の究極形は世の中から信号がなくなることかもしれない。個々の自動車(ドライバー)が交通状況、また対向車や歩行者の位置をリアルタイムに把握し、自動車の走行を自動に管理できるため、信号が不要になる。

。。。
最近は、TEDぐらいしか研究に触れる機会がない。また東大の研究室に遊びにいこうかな。新しい技術に触れるからこそ、未来を予想できるのだ。

iCloud がつくる未来。

2012 - 02/19 [Sun] - 22:18



今月号のcaseを読んだ。appleのデザインの特集である。そのなかで、iCloudがつくる未来についての記載が面白かった。この記載をもとに(一部抜粋)、クラウド化が進むことによって世の中がどのように変化するか考えてみた。技術によって社会がどう変化するかを考えることは、本当に楽しいですね。思わずエントリしてみる。

icloud_photos-550x464.jpg

1998
デジタルハブの中心はiMacだった。パソコンで写真やプリンター、音楽を管理し、それらを統括するのがパソコンの役割だった。個人的には、iPodが発売されたことにより、あらゆるものの情報化が加速されたように思う。

2007
iPhoneが生まれたことにより、デジタルハブの中心はPCから携帯に変わった。現在は、スマホが上記の音楽やプリンター、写真を管理する。さらには、今までPCで行っていたショッピングなどもスマホで出来るようになった。
デジタルの世界と現在をつなぐのがスマホである。

2012~
iCloud。これが次のデジタルハブの中心になるはず。ユーザーがコンテンツをネットにおけば、パソコン、携帯、テレビとどの端末からでも同じことができる。すべての画面はiCloudを見るための窓になるのだ。生活に溶け込むコンピュータの究極系はその姿が消えること。そのやりとりはSiriのような対話型インターフェイスに移るだろう。

都市全体がクラウド環境になれば、電力網も情報網が共有される。電気を作って売り買いできる住宅や、情報端末としての自動車や家電も登場するだろう。また渋滞状況に応じて信号の点滅速度も変わり、渋滞を緩和できるようになる。電車も混雑状況に応じて、ダイヤが変わり満員電車がなくなる。より快適で、省エネルギーな街になるだろう。

まさにiCity。実は、建設中のappleの新庁舎はiCityを構想して造られていたりして。

applecampus2rendering.jpg


205X年
いずれは、街だけでなく人間もクラウドとリアルタイムで繋がるかもしれない。その名もiHuman。常に人間の脳とインターネットが共有している状態だ。なんて怖すぎか。まさしく映画”GHOST IN THE SHELL”の世界。
。。。。。

と、考えるのは自由なので、いろいろと書いてみました。これがエスカレートすると、この考えを映像化したくなるんだろう。ちょっぴり映画監督の気持ちが分かるな。

ではまた一週間がんばりましょう。

技術は社会を変える。

2011 - 05/22 [Sun] - 12:23

google_car.jpg

技術は社会を変える。

堀江さんいわく「たぶん、世の中って政治よりも技術のほうが変えて行くと思うんです。facebookは世界を変えているけど、日本の首相って世界を変えられないでしょ。」

同感。
以下のサイトを見てつくづく実感する。
本エントリではお勧めの技術に関するサイト&雑誌を紹介しようと思う。

▼1.TED
一流の研究者のプレゼンを無料で聞ける。
アカデミックな知識を増やせる、英語の勉強にもなる、プレゼン方法の参考にもなると一石三鳥のサイト。最近のコンテンツでは以下のものがよかった。

TED:googleの自動運転者で目指していること





自動運転の実用化はすぐそこ。TOYOTAでなくgoogleが可能にするところがミソだ。なぜならTOYOTAなどの自動車会社も同様に自動運転の研究をしているだろうが、日本の携帯のようにガラパゴス化しているからだ。自動車会社からは自動運転の技術は生まれない気がする。ドコモからスマートフォンが生まれなかったように。

話をもどすと、この動画の1:40あたりに出てくるプログラムのシステム動画は、まさしく私が修士論文で研究していたときと同じもので見ていて鳥肌がたった。まさに研究レベルのものが実用化しようとしている。

実用化された場合、考えられるメリットは以下の2点。

1.交通事故が減る
この動画でもあるように自動で運転ができるため、ヒューマンエラーによる交通事故が減る。警察庁のHPか何かで見たが、交通事故の8~9割くらいは人のよそ見運転などのヒューマンエラーであると記憶している。

2.交通渋滞が減る
自動車が自動運転をするということは、すなわち車が人や建物などの障害物を認識するということだ。さらにはこの技術を発展させることで、車同士が情報を交換できるようなこともできるだろう。

例えば、自分の乗っている車が、対向車が今まで収集してきた交通情報をもらうことによって、どの道が渋滞しているかを知ることができる。その情報によって、その混んでいる道を避けて目的地までいけることも可能だ。

個人的には、この自動運転は今後の情報化社会、都市計画においても非常に大きな影響を与えると思っている。非常に楽しみな技術である。


▽2. Wired
さまざまな科学技術が載っていて勉強になる。
以下は携帯で開け閉めできる鍵。



iphoneが車の鍵や、家の鍵の代わりになったら便利だなあ、なんて思っていたら既に技術はあるみたい。家の鍵も、免許書も保険証も全てスマートフォンに統合される時代もすぐそこだ。


▼3.Natinal Geograhic
こちらは自然科学が多いが、美しい写真で引き込まれる。
日本にいながら世界を旅できる。お勧め。小学生のころから読んでいる愛読書。
ちなみに今月号は「サンゴ/バングラデシュの人々/新世代クライマー/パナマの動物/アルプスの高速鉄道」




+++
以上になります。

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hisa27

Author:hisa27
インフラ業界で働く
社会人5年目。
発展途上国にインフラを造り、エンジニアとして関わり途上国の発展に貢献したいという想いで日々働く。将来は、「土木×経営(MBA)」という切り口から、日本の技術を国際社会に広めたい。

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