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インフラ企業に就職する時期について

2014 - 09/27 [Sat] - 13:44

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こんにちは。質問を頂いたので、回答します。放置気味の本ブログですが、今回のように質問を頂くとブログを続けるモチベーションがわきますね。ありがとうございます。本日のご質問は、キャリアについてです。

--【ご質問】--------
突然のご連絡失礼します。
大学3回生の●●と申します。
インフラ日記を拝見し、進路について質問させていただきたく連絡させていただきました。私は現在旧帝大の3回生ですが、1度大学を中退しているため、25歳になります。

進路について、研究者(経営学分野)に興味があることから、大学院進学を視野に入れております。しかし、博士号の増加や少子化を考えると、教授職を得られる可能性が不透明であるとも感じています。

そこで、年齢的にも1度就職して職歴を得て、教授職を得られない際の再就職を容易にした上で大学に戻ることも考えております。
就職する場合は、公共性の高いインフラ企業を考えております。しかし、社会人から研究者への転身の難しさが分からない、研究者への憧れがあり、大学院が魅力的である等のため、就職するか大学院に進学するか迷っております。

そのため、大学院の経験をお持ちのhisaさんに是非アドバイスを頂ければと考えております。お忙しい所大変申し訳ありませんが、何卒宜しくお願い致します。
----------


私が同じ立場であれば、大学院に行かず就職します。理由は以下の2点です。

1.就職してから大学院に戻ることは遅くない

1) 就職して数年後に大学院修士課程に行くもの遅くないと思います。実際、私が行っていた東大の大学院では、多くの方が社会人経験後に修士課程もしくは、博士課程に通っていました。社会人経験を積むことで、研究の進め方・予算の組み方・研究者のコミュニケーション・社会人のときのコネ等、社会人経験が役に立つはずです。

これは珍しいキャリアですが、例えば、アメリカの大学卒業→日本の商社→タイのトップ大学AITの大学院修士 → 東大大学院博士課程 → AITの教員というキャリアの方もいらっしゃいました。

2) 特にご興味が経営分野であれば、社会人経験後にMBAをとり、その後にDBA(経営学の博士号)を取るのも一つの手です。MBAは、むしろ社会人経験がなければ入れない(入ってもあまり意味のない?)ところなので、社会人経験が活きると考えます。

2.修士もしくは博士課程を出てからインフラ企業の就職は難しい

質問頂いた方は、修士修了時に28歳です。外資系コンサルやシンクタンクなら問題ないと思いますが、インフラ企業での採用は難しいでしょう。なぜなら、年齢の割に現場経験がないためです。通常、28歳であれば高卒であれば10年、学部卒で6年、修士で4年と何年か現場を経験しています。インフラ企業は、現場経験が非常に重要だと思うので、現場経験0の28歳以上の方を積極的に採用しようとはしないと思います。

以上、ご参考になれば幸いです。

【参考までに】



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「防災」に携われる仕事とは

2014 - 04/20 [Sun] - 22:56

こんばんは。すっかり桜も散ってしまい、来週からGWです。早いですね。
さて、以下のご質問を頂きました。回答が遅くなって申し訳ありません。

---【ご質問】----
私は現在、〇〇大学・建築学科の学生です。今年から二年生になります。
東大院に進学した後に防災関係の仕事に就きたいと思っているのですが、
その上で二つの質問があります。
・防災関係に強い企業はどこですか?
・院試に向けてどのような勉強をすすめていけばいいですか?
-----------------------


防災にはあまり詳しくありませんが、以下回答します。

◆1.防災関係に強い企業はどこですか?

防災といっても非常に分野が広いので、企業を特定するのは難しいです。学ばれている建築と関連付けるならば、

1)JR, NTT, 電力会社などのインフラ企業

 →耐震、大雨、津波対策などハード及びソフト面から関わることができます。

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よく見る駅の耐震化です。橋脚周りを補強しています。インフラ企業の土木・建築の分野です。

2)三菱総研、野村総研などのシンクタンク

コンサルタントとして防災のテーマを研究し、民間企業に提言する仕事に関わることができます。

【民間企業 以外】

余計な情報かもしれませんが、民間企業以外には、以下の選択肢もあります。まだ2年生ならば、いろいろと見てみてください。

3)官公庁
・国土技術政策総合研究所(通称:国総研)
国交省の研究機関です。上記で挙げた三菱総研や野村総研よりは、研究的な要素が強いです。

・国交省や地方自治体の防災部門
最近は、震災の影響から耐震や津波対策などに入れていると思います。

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学校の耐震化も防災の分野。学校の耐震化は、文部科学省が行っています。

3)大学で研究者として携わる
東大だったら目黒研究室が防災で有名です。ドクター取得して、研究者として防災に関わるのも魅力的。

4)NPO
こちらもNPOならではの企業や官公庁と違った切り口で「防災」に関われるはずです。どんなNPOがあるかは、詳しく知りません。ごめんなさい。

※ぜひ、大学の長期休暇を利用して、東北の震災のボランティアに参加してみてはいかがでしょうか。机上で考えるより、多くのことが経験でき、ご自身のやりたいこともさらに具体化されると思います。

◆2.院試に向けてどのような勉強をすすめていけばいいですか?

とにかく大学の勉強をやる!これに尽きます。
大学の勉強で建築の基礎学力の向上、そして3年になってからは過去問を集め始め、3年の終わりから院試験までは過去問題に慣れる、といったスケジュールで十分です。

頑張ってください。他にも何かあれば、ご連絡ください。


【参考】


本書では防災を構造物に頼っての議論ではなく、教育として捉えた場合の視点で地震・水害に焦点を当てて防災に関する見解が述べられています。また違った切り口で「防災」を学べる本です。東日本大震災で大津波に襲われた釜石の小中学生が主体的避難行動で自らの命を守った事例が書かれています。


本書は、防災を心理学に焦点を当てて防災に関する見解が述べられています。

大学院試験を受けるとき、学部の研究はいつから行うのか

2013 - 03/30 [Sat] - 23:37

お久しぶりです。今年度ももう終わり。次の月曜日から社会人4年目になります。石の上にも3年。ことわざのとおり、3年はとにかく頑張った。4年目は今以上にバリューが出せたらいいなあ。

さてご質問を頂いたので回答します。遅くなり申し訳ありません。

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今年新領域の受験をする○○と申します。
今日コメントさせていただいたのは、学部での研究と院試勉強の両立についてインフラさんにアドバイスいただけないかとおもったからです。 いままでの私は外部の院試勉強に力をいれていたため、学部での研究を必要最低限しかしていませんでし た。しかし院試では研究計画書を書き、さらに学部時代 の研究についてもPowerPointを使ってプレゼンをする 必要があります。そこでお伺いしたいのですが、インフラさんは今頃の時期にどの程度の頻度で学部での研究をすすめていましたか。

私の場合、学部での研究の内容が、大学院での研究の内容と違うために、どれくらい学部の研究に時間をかけるべきなのか がわかりません。 できるだけ院試勉強に時間を使いたいので 、できるだけ学部での研究に時間を使いたくないと考え ているのですが、学部での研究もある程度の時間を割いた方が、他大学院にいく場合よいのでしょうか。(自大は受けないつもりです) 

お忙しいとは思いますが、時間があるときにコメン トいただけると嬉しいです。


 ●

私が学部の研究を始めたのは、大学院の試験が終わった大学4年の9月頃からでした。私が受験したとき東大の院試験には、学部時代 の研究についてプレゼンをすることはなかったので、院試が終わるまで完全無視していました。幸いにも学部の研究室も進路が決まるまで大学院の試験勉強に集中させてくれていたのがありがたかったです。

私の個人的な意見としては、自大は受けず院の研究も異なるならば、学部の研究は出来るだけ最小限(院試で概要をプレゼンできる程度)にして院試の勉強を最優先させた方がいいと思います。おそらく他の院受験生もそれほど学部の研究に力を入れているとは思えないので、プレゼンで差がつくことはないでしょう。

頑張ってください!

【参考記事】
昔書いた記事です。よかったら参考にしてください。

院試勉強法
toefl勉強法

インフラ輸出を目指すにあたって想うこと

2011 - 07/31 [Sun] - 18:39

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お久しぶりです。
一ヶ月以上更新ができませんでした。

最近は通常業務に加え、特許申請中の技術に関して論文を執筆したり、夜間工事などでバタバタしておりました。
また大学院の入試も近づいていますね。受験される方はがんばってください。

さて、以下のご質問を頂きましたので、その回答を記載したいと思います。
ご質問ありがとうございます。

---【ご質問】---
インフラ企業で海外へのインフラ輸出を目指すにあたっての疑問

お忙しい中失礼いたします。
私は現在、総合商社とインフラ企業のどちらの進路を選択すべきか悩んでいます。
そこでlaser27さんが勤めてらっしゃるインフラ企業での経験をお聞きしたくコメントさせて頂きました。

私は将来日本のインフラを発展途上国などに輸出する仕事に携わりたいと考えています。当初はインフラ企業への就職を第一と考えていましたが、企業での海外展開の位置づけ及び周囲の意識の違いに疑問を感じるようになりました。そこで以下の3点をlaser27さんにお聞きしたくコメントしました。

1. 企業のメインの市場は国内であるので、同僚及び会社の方針とインフラの海外への輸出の方向性の違いにより居心地が悪いと感じることがあるのか

2. 違う方面からインフラの海外輸出に携わればよかったと入社されてから考えたことがあるのか

3.インフラ企業の中からインフラの海外輸出を目指すにあたって感じた困難なことがあるか

長い文になりましたが返信を頂ければ幸いです。
-------


以下が、私の回答になります。

---【以下、回答】---
1. 企業のメインの市場は国内であるので、同僚及び会社の方針とインフラの海外への輸出の方向性の違いにより居心地が悪いと感じることがあるのか

特にございません。
なぜなら、会社の方針もインフラの海外への輸出に力を入れているからです。

近年のグローバル化や国内の少子高齢化から、国内のマーケットの縮小が予想され、会社自体も海外展開を視野にいれなければならない状況です。よって、会社もグローバルに通用する人材の育成に力を入れ始めています。例えば、英会話スクールの補助や通信教育、海外留学制度、TOEIC受験費無料、国際会議へ出席など。
また、シニアの方は別として若手は海外展開に関わりたい人も多いように思います。


2. 違う方面からインフラの海外輸出に携わればよかったと入社されてから考えたことがあるのか


今のところございません。
なぜなら、私は「技術的」な側面から海外事業に関わりたいからです。

これはどのような立場から、インフラの海外輸出に関わりたいかによって働く会社を選ぶ必要があります。 

例えば、ファイナンスの面から関わりたいのであれば商社、仕組みそのものに関わりたいのであればJICAなどがよいでしょう。また、マザーハウスのようなベンチャー企業から関わる方法もあります。私の場合は、このように選択肢が数多くある中で、「技術」をベースにエンジニアとして海外事業に関わりたいと思い、インフラ企業に入社し、いまでもその判断は正しいと思っています。

以下のブログも参考になると思います。
※参考ブログ
「三菱商事→マザーハウス」の方が書いたブログ
インフラ輸出を目指す商社マンのブログ


3.インフラ企業の中からインフラの海外輸出を目指すにあたって感じた困難なことがあるか

あります。
現状では、インフラ企業の収入はほとんど国内に頼っています。今後は国と合同で海外展開を目指すとはいえ、今の0の状況から「インフラ輸出」という新しいビジネスモデルを展開していく必要がある。これが困難な点でしょう。起業のプロセスに近いのかもしれません。
もちろんその反面、非常にやりがいがあり、その仕事を通じてビジネスのスキルが身につくと信じています。

----

以上になります。
またご質問などございましたら、ご連絡ください。

文系学部から理系大学院に行くことは可能です。

2011 - 04/24 [Sun] - 21:20

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就職留年を考えている文系学部生の方へ

以下のご質問を頂きました。
ご質問のあと、私の回答を書かせていただきます。
コメントありがとうございました。

---【ご質問】---
はじめまして。
以前からブログを拝見させていただいています。

私は、現在大学3年生で就活をしています。
大学は文系で、性別は女です。

大学はMARCHの下に位置する大学です。

就活も行っていますが、大学院に行きたいという思いがあります。
文系で女で大学院までいくと、就職がないという話はよく耳にしますが、
どの程度厳しいと考えますか?

東大、一橋、早慶の大学院を希望していますが、
それらの大学院でも厳しさは変わらないんでしょうか?


ただ、現大学で行う就職も、文系大学院女子も厳しさはあまり
変わらないような気がしています。

大学院に行き勉強したい気持ちはありますが、今適当なところに就職
した方がいいのかと悩んでいます。

そして、私は情報系に興味があります。
理系の情報系大学院に文系がいくことは不可能でしょうか?
+++


●結論
結論から申し上げると、東大の大学院であろうとも、男女問わず文系大学院は就職に厳しくなると思います。
ただし外資系企業は実力次第なので、日系よりは窓口は広いかもしれません。
(もちろん実力があることが大前提ですが。)

●ご提案
そうはいっても、この就職氷河期に希望の企業に就職できないことはあると思います。そこで、希望の企業から内定をもらえなかった「文系」の学部生に提案したいのが以下の二点。

■1)就職留年をする
■2)理系の大学院に進学すること

以下でそれぞれ説明します。

■1)就職留年をする

もちろん就職留年しても希望する企業に入社できるとも限りません。ただし、「新卒」という肩書きを保てる以上、卒業して既卒として就活を行うよりは圧倒的に入社できる可能性は上がると思います。
本エントリでは、就職留年をした場合の「内定方法」に関しては記載しません。「外資系への道しるべ」を読んでください。かなり詳しく書いてあると思います。

■2)理系の大学院に進学すること
意外と知られていませんが、「文系」の学部から
「理系」の大学院に行くことも可能です。
合格する方法は単純で、
大学院入試の合格得点を取る

これだけです。

理系の大学院に行くメリットは以下の点。

メリット
1.理系院として扱われるため、文系の大学院卒のように就活で不利にならない。
2.理系院が受ける「技術職」の入社ができる。
3.1の理由から二年間就活の準備をできる(就活を延期できる)

同様にデメリットも挙げておきます。

デメリット
1.入学した場合その分野の研究をしなければならないので、その分野に興味がないと二年間が「苦痛」になる可能性がある。

私の大学院の友人にも、経済学部から土木(地域経済学の研究している研究室)に進学し、NTTにSEとして入社した人もいます。なので、ぜひ理系の院に進学するという選択肢も検討してみてください。

以上の記事を読んで、理系の大学院進学も視野に入れるようになった方は、

1.まずは今の学部の知識を活かせそうな東大の研究室をHPで探しましょう。
東大の研究室を探すことがポイントです。なぜなら、
東大は外部の大学から入学しやすい入試だからです
東工大や他の私大は、内部生に有利な入試になっています。(だれそれ教授の授業を取っていないと解答できない問題などが出題されます。)
2.そしてその研究室が所属する研究科の過去問を取り寄せる。
3.4月ぐらいの時点で過去問が5割程度解けるのであれば、受験する価値ありです。
4.入試に向けてひたすら過去問演習。


以上になります。
また何かご質問などございましたらご連絡ください。

【参考文献】


文系の大学院に関しては上記の書籍が参考になります。ただしこちらの書籍で紹介している大学院は文系の大学院や、いわゆる偏差値の低い大学院を対象にしています。理系の東大大学院はこのケースに当てはまりません。あしからず。


理系の大学院の内情を知るのに優れた本。
私も学部生のときにはこの本を読み、大学院の雰囲気をつかみました。
アマゾンのレビューも高くお勧めです。
文系の方は理系の院の様子がわかって良いと思います。


上記二つも強くお勧め。大学院試験の際に研究計画書の提出が求められます。これがなかなか曲者で、書き方が分からない。なぜなら学部で書いたことがないから。
この本の計画書の書き方をパクッて、研究計画書を完成させましょう。
私はこの本があったから、研究計画書を書くことができました。(ただ書き方をパクっただけですがw)
文系学部生の方も、研究がどういったものなのか参考になると思います。




本ブログと同じような内容の本が書籍化されてますね。
うーん、先を越された。なんて。
アマゾンのレビューは賛否両論みたいです。
東大ロンダを考えているのなら読んでおいて損はないかも。


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プロフィール

hisa27

Author:hisa27
インフラ業界で働く
社会人5年目。
発展途上国にインフラを造り、エンジニアとして関わり途上国の発展に貢献したいという想いで日々働く。将来は、「土木×経営(MBA)」という切り口から、日本の技術を国際社会に広めたい。

■学生時代の活動は
こちら

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