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書籍:走る哲学

2013 - 08/18 [Sun] - 23:02

上司に休みをもみ消され、お盆も仕事をしていました。

「おれは海外旅行で一週間会社を不在にするから、お前会社にいろよ!」

ふざけんなよ、と。おれ社畜だなって思います。

 ●

さて今回は、以下の本の紹介です。



本書は、10万人がフォローする為末選手のツイッターを構成し直したものである。ある種の哲学書。共感することが多く、また洗練された文章なので読みやすく、出張帰りの新幹線で一気に読んでしまった。今私が考えていることに近いことがいくつか書いてあったため、忘れないためにもメモをしておきます。

本当は選択できるもの
もし今、昔の自分に何かアドバイスできるとしたら、この道しかないと思っている考えがどれだけ狭いのか、本当は気づいていない道がどれだけたくさんあるのか、を教えてあげたい。そしてそれを選んでもいいんだよと。
 (中略)
これがすべてだと自分が思い込んでいた道は、全体の選択肢の10%にも満たなかったと今、振り返ると思う。

 

競技においてのサンクコスト
サンクコストとは、例えば2千円払って映画を見てつまらなかったとき、回収できない映画代金のこと。人はついせっかく払ったんだからとそれでも映画を観がちだけれど、2時間他のことに使えるはずの時間がそこでつまらない映画に費やされてしまって費用と時間の二つを失ってしまう。
  (中略)
長く競技をするということはサンクコストが膨大にあるということで、努力が報われると強く信じている人は、努力を回収しようとしすぎてサンクコストに縛られる。帰ってこないものはこないと割り切ることが大切で、なんとなく続けることによって選手にとって最も貴重な時間が浪費され続けている。

 正直、サンクコストという考えは、今までしてこなかった。なぜならば、努力すればたいていのことは実現すると思っていたから。実現しないのは、努力の方法が悪いからと思っていた。また「やめること」は、努力することを放棄することだと思い込み、続けること自体が正解になっていた。

大学、大学院と土木工学を学び、技術職(土木職)として会社に入社。そして将来はグローバルな案件がしたいと思いつつも、その夢とは遠く思える現在。隣の芝生が青く見えているだけかもしれないが、本当はもっと別の道もあるのでは、と思ってしまった。インフラの輸出は、国や商社、銀行など様々な分野から携わることが可能だ。どのタイミングで割り切って別の道に進むのか。このタイミングが一番難しいと思う。

覚悟を決めるタイミング
シカゴの大学では経済学部の合格者のうち半数を入学後に強制退学させるようだ。曰く、能力のないものには早めに諦めてもらうとのこと。淘汰のシステムを若年期にもってくればそれだけ他の世界にシフトしやすくなる。

誰も言わないけれどみんなが気付いている真実は、多くの場合、才能に努力は敵わないということ。長くやって開く才能も確かにある。ただしそれは稀。稀にしかないものをクローズアップすればシステム自体が歪む。

 日本企業は、基本的には終身雇用制度が守られ、よほどのことがない限りクビにはならない。この制度によって、従業員は長期的な視野をもって働くことが可能だ。一方で、クビにならないため、その仕事に向いてなくても惰性でその仕事を続けてしまい、他のチャンスを見逃していることも忘れてはならない。

前述したサンクコストの項目で、別の道に進むタイミングが難しいと記載した。いっそのこと、向き不向きは会社に判断してもらい、向かないのであればクビにしてもらったほうが、ある意味割り切りがつくのかもしれない。

作業的スポーツと創造的スポーツ
スポーツさえやれば仕事はできるようになると僕は言われて育った世代だけど、その言葉を鵜呑みにした選手はそうならなくて、そんな訳ないと思いながら従っていた選手はそうなった。皮肉だけど、言われたことに何の疑いも抱かない時点で既に自分で考えることができなくなっている。

 その通りだと思う。けれどそれが難しい。特に会社の先輩方からのアドバイスは、鵜呑みにしてしまいがちだが、その是非を考え続けることが大事だと改めて思った。



ビジネスとスポーツ、全く別物のように思っていましたが、共通することも多いように感じました。

では、また一週間がんばりましょう!

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hisa27

Author:hisa27
インフラ業界で働く
社会人5年目。
発展途上国にインフラを造り、エンジニアとして関わり途上国の発展に貢献したいという想いで日々働く。将来は、「土木×経営(MBA)」という切り口から、日本の技術を国際社会に広めたい。

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